Microsoft Word(ワード), Excel(エクセル), PowerPoint(パワーポイント)では、行った操作を元に戻したり、やり直したり、繰り返したりすることができます。
操作を元に戻す場合、マウス操作ならクイックアクセスツールバーから「元に戻す」ボタンをクリックして戻ることができ、ショートカットキーなら「Ctrl+Zキー」で戻ることができますが、どれぐらい前まで戻ることができるのか気になったことはないでしょうか?
そこでここでは、Word, Excel, PowerPointのそれぞれで「元に戻す」で戻れる回数を解説します。
目次
Word(ワード), Excel(エクセル)
Word 2007以降と、Excel 2007以降では、100回まで元に戻すことができ、回数を変更することはできません。
操作を元に戻す、やり直す、繰り返す - Office サポート - Microsoft
PowerPoint(パワーポイント)
PowerPoint 2007以降では、デフォルトで20回まで元に戻すことができ、オプション画面で回数を変更(最大150回)することができます。
「元に戻す」の回数を変更する
PowerPointで「元に戻す」の回数を変更する手順は、次のとおりです。
PowerPointを起動して、左下の「オプション」をクリックします。
「PowerPointのオプション」画面が開くので、左側から「詳細設定」を選択し「編集オプション」にある「元に戻す操作の最大数」に数値を設定して「OK」をクリックします。
なお「元に戻す」の回数を増やすとその分メモリを必要とするため、PCに搭載されているメモリに余裕がある場合をのぞき、動作に影響が出ないよう少しずつ増やして様子を見るのが良いでしょう。
あとがき
PowerPointに限っては、元に戻せる回数が少ないので、PowerPointをよく利用する方は、PCのスペックに応じて増やしておくと、ちょっぴり幸せになれるかも。