PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

PowerPoint(パワーポイント)で資料を作成していると、文字を強調したり画像に重ねた文字を見やすくしたいときがあり、そのようなときに役立つ文字装飾が縁取り文字(袋文字)です。

下の画像は、画像に文字を重ねたケースですが、文字を縁取ることで画像に重ねた文字が格段に見やすくなります。

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

縁取りなし

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

縁取りあり

そこでここでは、PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する3つの方法を紹介します。

  • 図形の書式で文字の輪郭を設定する方法
  • 図形の書式で文字の光彩を設定する方法
  • テキストを重ねる方法
PowerPoint(パワーポイント)で画像に重ねた文字を見やすくする方法
PowerPoint(パワーポイント)で画像に重ねた文字を見やすくする方法
PowerPoint(パワーポイント)で画像の上に表示しているテキスト(文字)を見やすくする3つの方法を紹介します。

文字に輪郭を設定する方法

一番簡単な縁取り文字を作成する方法は、図形の書式で「文字の輪郭」を設定する方法で、手順は次のとおりです。

縁取りしたいテキストを選択した状態で「図形の書式」タブから「文字の輪郭」をクリックし、輪郭の色と太さを指定します。

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

以上で、選択したテキストの外周に輪郭が表示され文字を縁取ることができます。

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

なお、この方法でテキストを縁取る場合、縁取り線を太くすると以下の画像のように縁取り線が文字自体を浸食してしまい文字が潰れてしまうため、縁取り線を太くしたいときは、別の方法を選択しましょう。

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

文字に光彩を設定する方法

次に簡単な方法は、図形の書式で「光彩」を設定する方法で、手順は次のとおりです。

光彩を設定すれば、文字の周りに柔らかい色のぼかしのような効果を施せます。

縁取りしたいテキストを選択した状態で「図形の書式設定」タブから「文字の効果」>「光彩」>「光彩のオプション」の順に選択します。

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

「図形の書式設定」パネルが表示されるので「色」と「サイズ」を指定します。

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

以上で、選択したテキストの周りにボカシが入ります。

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

光彩を設定する方法では、ふわっとした縁取り線しか表示できませんが、手っ取り早く太い縁取りをしたいときは「文字の輪郭」機能を使うよりはきれいに縁取ることができるでしょう。

テキストを重ねる方法

PowerPointで、もっともきれいな縁取り文字を作成する方法は、2つのテキストを重ね合わせる方法で、手順は次のとおりです。

まず、縁取りたいテキストが入力されたテキストボックスをコピーし、コピーしたテキストボックスを選択し「図形の書式」タブから「文字の輪郭」をクリックし、輪郭の色と太さ(縁取りの太さ)を指定します。

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

つぎに、元のテキストボックスを右クリックし「最前面へ移動」を選択します。

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

最後に、元のテキストボックスとコピーしたテキストボックスを重ね合わせることで、きれいな縁取り文字が作成できます。

PowerPoint(パワーポイント)で縁取り文字(袋文字)を作成する方法

あとがき

手っ取り早く縁取り文字を作成したいときは、文字の輪郭や光彩を設定する方法がおススメですが、少し手間がかかってもきれいな縁取り文字を作成したいときは、文字を重ねる方法をお試しください。