Windows環境に「Microsoft Office」をインストールすると、いくつかの日本語フォントがインストールされますが、どんなフォントがインストールされて、どんな見た目なのかを一覧で確認したいという方もいらっしゃるでしょう。
そこでここでは、Windows 10にMicrosoft365版の「Microsoft Office」をインストールしたときに追加される日本語フォントと、それぞれの見た目を紹介します。
どんなフォントがインストールされて、どんな見た目なのかを把握できれば、資料作成でのフォント選択に役立つでしょう。
目次
等幅フォント(HG)
フォント名がHGから始まる等幅フォントは、文字幅が一定のフォントで、表計算ソフトなどで文字を入力したりするときに読みやすいフォントです。
HGゴシックE
HGゴシックM
HG丸ゴシックM-PRO
HG教科書体
HG行書体
HG正楷書体-PRO
HG創英プレゼンスEB
HG創英角ゴシックUB
HG創英ポップ体
HG明朝B
HG明朝E
プロポーショナルフォント(HGP)
HGPから始まるプロポーショナルフォントは、文字によって文字幅が異なるフォントで、長い文章などを作成するときに読みやすいフォントです。
HGPゴシックE
HGPゴシックM
HGP教科書体
HGP行書体
HGP創英プレゼンスEB
HGP創英角ゴシックUB
HGP創英ポップ体
HGP明朝B
HGP明朝E
プロポーショナルフォント(HGS)
HGSから始まるプロポーショナルフォントも、文字によって文字幅が異なるフォントですが、全角文字は等幅になっているフォントです。
HGSゴシックE
HGSゴシックM
HGS教科書体
HGS行書体
HGS創英プレゼンスEB
HGS創英角ゴシックUB
HGS創英ポップ体
HGS明朝B
HGS明朝E
あとがき
豆知識ですが、上で紹介しているフォントやMS明朝・MSゴシックは、リコーインダストリアルソリューションズ株式会社が制作したフォントで、フォント名の先頭についている「HG」は、ハイ(H)グレード(G)の略とのこと。
また、フォント名に「創英」と付いているフォントは、今は亡き「株式会社創英企画」が制作したフォントで、現在ではリコーインダストリアルソリューションズ株式会社が字母権利を譲り受けて販売しているフォントです。
創英書体の字母権利取得により、フォントのラインナップ強化へ / お知らせ | リコーインダストリアルソリューションズ株式会社