最近、LibreOfficeを使うようになり、いろいろと試行錯誤しております。そんな中で今回は「CalcでファイルをCSV形式で保存する場合の文字コードを指定する方法」を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
項目 | 値 |
---|---|
OS | Windows 10 Pro 64bit(バージョン1803) |
オフィススイート | LibreOffice バージョン: 6.0.4.2 (x64) |
LibreOfficeとは
from:ホーム | LibreOffice - オフィススイートのルネサンス
LibreOfficeはOpenOffice.orgから派生した、様々なオペレーティングシステムで利用可能なオフィススイートです。フリーソフトウェアとして自由にダウンロードし、使用・再配布することができ、市販のオフィススイート製品との互換性も持っています。
日本語への対応度はMicrosoft Officeに劣りますが、基本的な文書作成・表計算ぐらいであれば遜色なく利用できると思います。
CSV形式で保存するときの文字コード指定方法
Calcで、ファイルをCSV形式で保存する場合、Windows環境ではデフォルトの文字コードがShift-JIS系の「Windows-932」となっていますが、「Windows-932」のCSV形式ファイルは、Linux環境などで開くと日本語が文字化けしてしまいます。
そのようなときは、文字コードを指定して保存することができます。
文字コードを指定して保存するときは、ファイルの保存ダイアログで「フィルター設定を編集する」にチェックを入れて「保存」ボタンをクリックします。
すると「テキストファイルのエクスポート」画面が表示されるので「文字エンコーディング」欄で、文字コードを指定できます。
以上で、任意の文字コードでファイルを保存できます。
あとがき
ちょっとしたことですが、設定箇所を探すのに手間取りました。