Word(ワード)で文書内に表を挿入したいとき、Wordの表作成機能の使いづらさから、Excel(エクセル)で作成した表を文書に貼り付けたり、表付きの文書を作成するときは最初からExcelで作成しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、Wordの表作成機能も基本的な使い方をマスターしておけば、たいていの表作成で困ることはありません。
そこでここでは、Word(ワード)の表作成機能の基本的な使い方を紹介します。


目次
表を作成する
Wordで表を作成する場合「挿入」タブの「表」グループから作成し、作成方法は6通りあり、状況に応じて使い分けるとよりスムーズに表を作成することができます。
作成方法1
最も基本的な表の作成方法は「挿入」タブの「表」をクリックして、表示されているマス目から作成したい表の行数と列数を選択する方法です。
作成方法2
2つ目の方法は、「挿入」タブの「表」をクリックし「表の挿入」をクリックし「表の挿入」画面から作成する方法です。
「表の挿入」画面からの作成では、行数や列数を指定したり、列の幅を固定するかをあらかじめ指定して「OK」をクリックすることで、指定した設定の表が作成できます。
作成方法3
3つ目の方法は、「挿入」タブの「表」をクリックし「罫線を引く」をクリックし、罫線描画モードで表を作成する方法です。
手順は、まずマウスをドラッグして表の外形を描いてから、表の内部に罫線を引いて列や行を作成し、表を作成し終わったら「ESC」キーを押します。
※下の画像をクリックすると、動画で確認できます。
作成方法4
4つ目の方法は、入力済みの文字列から表を作成する方法です。
手順は、タブやカンマで区切られた入力済みの文字列を選択した状態で「挿入」タブの「表」をクリックし「文字列を表にする」をクリックします。
「文字列を表にする」画面が表示されるので、列幅の調整方法などを指定して「OK」をクリックすることで、選択した文字列が自動的に表にできます。
作成方法5
5つ目の方法は、Excelの表として挿入する方法です。
手順は「挿入」タブの「表」をクリックし「Excelワークシート」をクリックします。
すると、Word画面内にExcelの編集画面が表示され、Excelのワークシートと同じ要領で表を作成することができます。
作成方法6
6つ目の方法は「クイック表作成」を使って、あらかじめデザインされた表を挿入する方法です。
手順は「挿入」タブの「表」をクリックし「クイック表作成」をクリックし、一覧から挿入したい表を選択します。
デフォルトでは9種類用意されていますが、自分でデザインした表を文書パーツとして登録しておけば、「クイック表作成」から選択できるようになり、簡単に再利用できるようになります。
表を解除/削除する
表を解除する
表に入力している文字列は残しておいて、表だけを解除したいときは、表の中にカーソルを置いた状態で「レイアウト」タブの「データ」グループにある「表の解除」をクリックします。
「表の解除」画面が表示されるので、区切り文字を指定して「OK」をクリックします。
以上で、表内の文字列を残したまま表だけを解除できます。
表を削除する
表を削除するときは、表の中にカーソルを置いた状態で「レイアウト」タブの「行と列」グループにある「削除」をクリックして「表の削除」を選択します。
または、表の左上に表示される移動ハンドルをクリックして表全体を選択した状態で、切り取りを行うことでも表を削除できます。
あとがき
Wordでの文書作成で表を挿入する場合、状況に応じて最適な表の作成方法を選択するだけでも効率的な作業に役立つのではないでしょうか。
ご活用あれ。